trialog Partnered with Sony
Partnered with Sony

VOL.10
CREATOR & SOCIETY


クリエイターと社会の
ディスタンス


Session 1
篠田ミル×山根有紀子×若林恵
Session 2
ミツ・カンダガー×吉田 修平×水口哲也
Session 3
TAO×YonYon×若林恵
Session 4
神戸雄平×アンドレ・ルイス×水口哲也

THEME
トーク・テーマ

2月に開催された trialog vol.9から半年以上が経過し、クリエイティブをめぐる社会状況は一変した。クリエイティブ表現の中心はデジタル空間へと移動し、「文化」や「クリエイティブ」はその価値を厳しく問われ、当事者はその価値を自ら語らなくてはならない状況へと追い込まれている。trialog vol.10は「クリエイターと社会のディスタンス」をテーマとし、国内外で活躍するクリエイター自らが社会において、なぜ「文化」、「クリエイティブ」が必要なのか、表現はどう変わっていくのかを語っていく。オンライン配信へと会場を移す今回は、私たちが生きる社会をもう一度捉え直す貴重な場となるだろう。


SESSION 1

Essential|エッセンシャルとは何か

コロナ禍において盛んに叫ばれた不要不急という言葉。身の回りの様々なことの価値が推し測られ、場合によっては切り捨てられる困難な社会状況を経て、暮らしにおけるエッセンシャルとは何かを考える。生活の中で欠くことができないこととは一体何なのか。それはどのように主張されるべきか。どんな形で支えられるべきか。医療従事者をインターネットで支えるエムスリーの山根有紀子、政府の自粛要請に対する助成を求めた署名活動 #SaveOurSpaceの発起人ヤイエルの篠田ミルと共に語り合う。

篠田ミル|MIRU SHINODA

1992年大阪生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。学際情報学修士。yahyelのメンバーとしてサンプラー/プログラミングを担当する傍ら、DJ/コンポーザーとしても活動。また、プロテストレイヴ、D2021といったイベントの企画・運営などにも携わっている。

山根有紀子|YUKIKO YAMANE

エムスリー株式会社CaNoW(カナウ)事業部部長。東京大学卒業後、総合商社にて勤務した後、2017年にエムスリーに入社。各種新規事業立ち上げを行い、2019年には患者さんの願いを企業とのコラボレーションによって叶える「CaNoWプロジェクト」を発足。患者になってもやりたいことができる「選択肢」があることが重要と考え、日本最大の医療プラットフォームm3.comを活用しながら、企業ともに患者向け新サービスの開発も進めている。

若林恵 | KEI WAKABAYASHI

1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。


SESSION 2

Empowerment|クリエイターをどうエンパワーメントするか

クリエィティブ世界のエコシステムを考えるにあたって、プラットフォーマーとクリエイターの関係性は非常に重要だ。両者はいかに相互に刺激し、クリエイティブを拡張できるだろうか。世界中を熱狂させる「プレイステーション」プラットフォームで多様なゲームクリエイターと関係性を築いてきた吉田修平と世界を舞台に進化し続けるゲームクリエイターの水口哲也、ゲーム開発におけるダイバーシティの促進に取り組む気鋭のゲームデザイナー・ミツ・カンダガーと共に、プラットフォーマーとクリエイターの関係性、さらにゲームというメディアが何をエンパワーメントできるのか、その可能性を探っていく。

ミツ・カンダガー|Mitu Khandaker

ゲームデザイナー、学者、起業家。VRなどの没入型インターフェースのゲームデザインに関する博士号を取得。Glow Up Games のCEO兼共同設立者。ニューヨーク大学ゲームセンターの助教授として、ゲームデザインと開発について教鞭をとる。ゲーム開発やSTEM関連分野におけるダイバーシティの促進に特に関心を持ち、Game Developers’ Conferenceで、Advocacy Trackのアドバイザリー委員や、Feminist Frequencyの役員を務めるだけでなく、より多くの女性をゲーム開発に参加させることを目的とした、AAASv IF/THENアンバサダーも務める。
Glow Up Games: https://glowup.games/

吉田修平 | SHUHEI YOSHIDA

ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表。1986年ソニー株式会社に入社、1993年2月に現SIEに参画。以降、「プレイステーション」プラットフォーム向けに発売された数々のソフトウェアタイトルをプロデュースし、2008年よりゲーム制作部門であるSIE ワールドワイド・スタジオ プレジデントに就任。「ゴッド・オブ・ウォー」、「アンチャーテッド」各シリーズの制作を担当。2016年10月に発売したバーチャルリアリティシステムPlayStation®VRの開発にも携わる。2019年11月よりインディーズゲームを推進するインディーズ イニシアチブ 代表に就任。

水口哲也|TETSUYA MIZUGUCHI

Enhance代表/シナスタジアラボ主宰。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授。シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し、研究・創作を続けている。ビデオゲーム作品 「Rez」(2001)、「Lumines」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez Infinite」(2016)、 「Tetris Effect」(2018)などを始め、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1–2.44」(2019)など、作品多数。
Enhance: https://enhance-experience.com/
シナスタジアラボ: https://synesthesialab.com/


SESSION 3

Action|クリエイターのアクション

コロナ渦で改めて問い直されることとなった、社会における「文化」や「クリエイティブ」の役割。様々な衝突・軋轢が溢れる社会において、クリエイターにしか紡げない言葉・表現とは一体なんなのか。ハリウッドを中心に活躍する女優・モデルのTAO、DJ・ソングライターとして国内外で活躍しながら、アーティストのブッキング、イベント制作など幅広い分野で活躍するYonYonと、trialog共同企画者の若林恵がクリエイターのアクションについて再考する。

タオ|TAO

ハリウッドを中心に活躍する女優、モデル。DONNA MODELS, ICM PARTNERS(ハリウッド)所属。 14歳で日本モデルデビュー、2006年よりパリコレクション参加、その後ミラノ,ロンドン、ニューヨークとワールドワイドにファションモデルと 2013年『Wolverine:SAMURAI』で女優デビュー。 以降も『バットマンvスーパーマン:ドーンオブジャスティス』などの大作を中心に活動中。また、国内外のチャリティ活動にも積極的に参加。 東日本大震災以降自ら発起人となり日米でチャリティバザーを開催、売上金全て被災地に寄付。最近は環境問題に関心が深く、活動を続けている。 LA在住。 
環境問題/アニマルライツなどについてPodcast配信中
anchor.fm/emerald-practices

ヨンヨン | YonYon

ソウル生まれ東京育ちというバックグラウンドを持ち、DJ、ラジオDJ、シンガーソングライター、プロモーター、としてマルチに活動するクリエイター。2012年にDJとしてキャリアをスタート。ジャンル・言語の垣根を越えて直感的に組み立てていく独自のミックス・スタイルを確立し、日・韓のみならずアジア、アメリカ、ヨーロッパの様々な都市のクラブや大型フェスなどに出演。また、日韓の音楽シーンを繋ぐキーパーソンとして「THE LINK」プロジェクトを立ち上げ、両国のプロデューサー、シンガーを楽曲制作という形で繋ぎ、自身も日本語と韓国語を交えた歌/ラップを披露している。

若林恵 | KEI WAKABAYASHI

1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。


SESSION 4

Digital Place|クリエイターとデジタルプレイス

トラヴィス・スコット×『フォートナイト』のバーチャルコンサートをはじめ、コロナ禍において、デジタル空間での参加型コンテンツが注目を集めている。リアル空間が著しく制限を受ける中、デジタル空間のコンテンツは今後どのように進化し、どのような体験・価値が考えられるのか。クリエイターにとってはどのような場になっていくのか。PERIMETRONやmillennium paradeでデジタルアーティストとして活動する神戸雄平、ポルトガル発のクリエイティブコミュニティ「Trojan Horse Was Unicorn」ファウンダーのアンドレ・ルイス、エンハンス代表の水口哲也がクリエイターとデジタル空間の今後について考える。

神戸雄平 | YUHEI KANBE

デジタルアーティスト。2018年に映像編集プロダクションを退社し独立後、PERIMETRONと合流。PERIMETRONやmillennium paradeで、主に3DCGを扱い活動中。Netflixにて独占配信されたアニメーション「攻殻機動隊 SAC 2045」のオープニングテーマとなったmillennium parade「Fly with me」のミュージック・ビデオは、全編がモーションキャプチャーの技術を用いたCGアニメーションで構成され、監督、アートディレクションを担当した。

アンドレ・ルイス | ANDRE LUIS

Trojan Horse was a Unicorn 創設者 。Trojan Horse was a Unicorn(通称THU)は、世界中のクリエイター達が”体験”を求めて集うグローバルなクリエイティブコミュニティ。 大学にて工業デザインを専攻後、大学院にてマーケティング・マネジメントの修士号を取得。デザインやマーケティング、ウェブ開発、コンピュータ・グラフィック領域といったキャリア・バックグラウンドを持ちつつも、これまでと違うこと、社会にとって有用であることへの興味、そして人々の生活に影響を与えることをしたいという願望が芽生え、2013年にTHUを創設。THUは、世界中にプロジェクトを持つグローバルな組織であり、デジタル・エンタテインメント産業に影響を与えながらも、クリエイティブ・コミュニティをサポートすることを目的としている。
Trojan Horse was a Unicorn: https://www.trojan-unicorn.com

水口哲也|TETSUYA MIZUGUCHI

Enhance代表/シナスタジアラボ主宰。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授。シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し、研究・創作を続けている。ビデオゲーム作品 「Rez」(2001)、「Lumines」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez Infinite」(2016)、 「Tetris Effect」(2018)などを始め、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1–2.44」(2019)など、作品多数。
Enhance: https://enhance-experience.com/
シナスタジアラボ: https://synesthesialab.com/


INFORMATION
開催概要

日時2020年10月10日(土)19:00-23:00
タイムテーブル
19:00-19:10ご挨拶
19:10-20:10トークセッション1:
Essential|エッセンシャルとは何か
〔篠田ミル×山根有紀子×若林恵〕
20:10-20:20休憩
20:20-21:20選択セッション
トークセッション2:
Empowerment|クリエイターをどうエンパワーメントするか
〔ミツ・カンダガー×吉田 修平×水口哲也〕
トークセッション3:
Action|クリエイターのアクション
〔TAO×YonYon×若林恵〕
21:20-21:30休憩
21:30-22:30トークセッション4:
Digital Place|クリエイターとデジタルプレイス
〔神戸雄平×アンドレ・ルイス×水口哲也〕
22:30-22:40ラップアップセッション(若林恵 and more)
22:40終了
※タイムテーブルは変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
イベント開催方式オンライン開催
視聴方法Twitter上のSony-Stories アカウントおよびtrialog公式アカウントからイベントのライブ配信が視聴できます。
Sony-Stories公式Twitterアカウント:@storiesbySonyJP
trialog公式Twitterアカウント:@trialog_project
視聴事前登録事前登録をいただくとイベント開催日に事務局よりリマインド連絡をいたします。
参加費無料
主催trialog project事務局
パートナーソニー株式会社

WHAT’S “trialog”?

trialogとは、実験的な対話のプラットフォームです。

世の中を分断する「二項対立」から、未来をつくる「三者対話」へ。
trialogは異なる立場の三者が意見を交わす空間をつくり、
「ほんとうに欲しい未来はなにか?」を考えます。

代表を務めるのはblkswn コンテンツ・ディレクターの若林恵。
さらに、ゲームデザイナー/クリエイターの水口哲也が
共同企画者として参加します。ソニーのサポートのもと、
ジャンルや国境を超えた多彩なゲストを迎え入れたイベントを開催し、
対話のためのコミュニティ形成を目指してゆきます。