trialog Vol.2
「ヴィジョナリー・
ミレニアルズ」インタビュー

アートフォトメディア『IMA』が見た
新しい世代の新しいクリエイティブ

2018年7月28日に開催されるtrialog vol.2「ヴィジョナリー・ミレニアルズ
ミレニアルズ」と「写真」をキーワードとする今回は、
アートフォトメディア『IMA』とコラボし国内外からさまざまなゲストを招聘する。

いま「写真」の世界には何が起きているのか? 
そこで「ミレニアルズ」はどのように新たな表現を生み出しているのか? 
IMA』エディトリアルディレクター・太田睦子へのインタビューから、
写真やファッションが織りなす視覚表現の現在を紐解く。

  • TEXT BY SHUNTA ISHIGAMI

社会との接点を見つけ出すアーティストたち

異なる領域に属する3名が集まり「本当に欲しい未来は何か?」をテーマに議論を繰り広げる実験的な対話のプロジェクト「trialog。「融解するゲーム・物語るモーション」をテーマに開催したvol.1に引き続き、7月28日にはvol.2「ヴィジョナリー・ミレニアルズ」を開催する。

ミレニアルズ」と「写真」をキーワードに掲げる今回のtrialogは、アートフォトマガジン『IMA』とコラボレーションを実施。現在20〜30代の「ミレニアルズ」と呼ばれる世代を中心に、国内外から注目のフォトグラファーやパブリッシャーを招聘する予定だ。

2012年に創刊された『IMA』は、常に若い世代の写真家を取り上げていくことをその方針のひとつとして掲げてきた。なかでも18年夏号のVol.24では「ミレニアル世代の“イット”フォトグラファーたち」と題した特集を組み、世界各国の若き写真家たちをピックアップしている。trialogの代表を務める若林恵が本号に「シャッタード 散り散りになった私」と題したコラムを寄せたことが、今回のコラボレーションのきっかけとなったのだという。

ちょうど創刊した頃に、国内外で若手から面白い作家がまとまって登場した感がありまして、2013年に若手写真家の特集を組みました。その後も常に若い世代を取り上げたいと思ってきたんですが、ここ数年はなかなか新しい動きがありませんでした。でも、ここに来てこれまでとは文脈の異なる、新しい動きが生まれている気がしています」

そう語るのは、IMA』エディトリアルディレクターの太田睦子。太田が語るとおり、2013年夏に刊行された『IMA』Vol.4は「来るべき写真家のために」と題し、サム・フォールズや横田大輔、志賀理江子など当時頭角を表しつつあった若手写真家を紹介している。当時はデジタル化の進展によって翻って写真が「絵画的」になっていることがひとつの特徴とされていたが、いまは写真家が「社会」へコミットしようとしているのが特徴的だと太田は続ける。

ひどい時代ですから、5年前よりもアーティストたちの意識が変わってきている気がしています。特に若い人たち。BREXITやトランプ米大統領の誕生による社会の揺れ動きや、あちこちで起こるテロ事件、人種やジェンダーの問題を受け、写真を通じてアクティベートしないといけないという意識がどんどん強くなっているように思います」

こうした意識が強まっているのは、欧米の作家だけではない。しばしば日本の写真家は荒木経惟に代表される「私写真」のように私的でポエティックな方向に傾倒しがちだとされるが、近年は「自分と社会の接点を見つけながら作品をつくる人が現れている」と太田は語る。2011年の東日本大震災で作家たちは大きく変わったと思います。実際に現地へ行って撮影を行った人もいるし、ストレートなドキュメントではない表現に取り組んだ人もいますが、若手の人はますます問題意識が強まっているように感じます」

『IMA』Vol.4は「ミレニアル世代の“イット”フォトグラファーたち」をメイン特集のテーマに掲げ、世界各国から18人の写真家をピックアップしている。

今回SESSION 1に登壇するロシア出身の写真家、マリア・グルズデヴァ。プロジェクトのひとつ「Borders of Russia」は6万kmに及ぶロシアの国境を記録した作品だ。

マリアは国家の輪郭を浮かび上がらせる今作のような取り組みを通じ、人々が共有する記憶や土地とアイデンティティの問題を追求しているのだという。

trialog代表の若林恵が同号に寄稿した「シャッタード 散り散りになった私」では、ポスト・トゥルース時代に写真のリアリティと改めて向き合おうとする写真家たちの姿勢が論じられている。

『IMA』Vol.24では『Same Paper』のように次世代パブリッシャーの活動もピックアップされている。彼らは2017年に雑誌「Closing Ceremony Magazine」も創刊した。

新たなパブリッシャーと出版文化の勃興

こうした流れを受けてつくられた『IMA』vol.24には、国籍も手法もテーマも異なる多様な作家が取り上げられているのが印象的だ。中国や日本などアジア圏の作家が多く取り上げられていることからも想像できるとおり、ことミレニアル世代に関していえば、欧米が中心となった時代は終わりつつあるのかもしれない。事実、太田は次のように語っている。

パリやニューヨーク、デュッセルドルフなど、写真は欧米が強い時代もあったけれど、ここ数年は欧米よりももっと面白い地域が現れています。欧米では消費社会が成熟し切って大きなテーマが失われてしまった一方で、南アフリカや中国など色々な国から面白い人が多発的に現れてきています。特にここ数年、中国では新しい出版社や雑誌、書店が増え、いい作家もどんどん増えてきています」

今回のtrialogにも、写真家の小林健太や『Same Paper』ファウンダーのシャオペン・ユアンなど、アジア圏の作家が登壇予定だ。シャオペンは自身も写真家として活動しながらパブリッシャーとしての活動にも注目されているが、いまアジアでも出版文化の勢いは伸びているのだという。

日本は、写真家が展示より写真集に力を入れる傾向が昔からあったし、数年前からスモールパブリッシングのブームがあっていまは一段落していますが、中国やシンガポールはこれからますます盛り上がるでしょうね。Same Paper』のような出版社が生まれるのも時代の要請だと思いますし、こういったものが増えていくのは必然なんだろうなと」と太田は語る。

日本でも「THE TOKYO ART BOOK FAIR」のようなアートブックフェアは年々盛り上がりを増しているが、Shanghai Art Book Fair上海)や「Singapore Art Book FairシンガポールUNLIMITED EDITIONソウル)などアジア各地でも近年アートブックフェアは活況をみせている。Same Paper』に代表される新進気鋭のパブリッシャーの登場によって、今後もアジアで出版文化は盛り上がっていくに違いない。

ポストSNS時代の横断的なクリエイティブ

こうした若手アーティストやパブリッシャーの台頭の背景にはSNSの存在が大きく関わっていると太田は語っている。

これまでは賞への応募を通じて才能を見出されたり、雑誌で活躍することで見つけられたりしていたんですが、SNSの普及によって自分たちでどんどん発信ができる時代になった。面白い人がいたらフックアップしてもらえるフラットな時代です。ファッション写真の世界でも、奥山由之茂木モニカのような写真家は20代前半から活躍していますし、すごい勢いで若い世代が活躍し始めているのがいままでとは違う動きかなと感じます」

ファッション写真の領域に限らずいまでは多くのフォトグラファーがInstagramのようなSNSを通じて盛んに発信を行っている。なかには数万を超えるフォロワーを擁するフォトグラファーも少なくなく、個人が強大な発信力をもつことが珍しくない時代となった。

すごく変わったなと思うのは、IMA』を創刊したころはウェブに写真を載せたいというと嫌がる作家も半分くらいいたことです。でも、いまはそれを嫌がる人はほぼいません。この6〜7年で大きく様変わりしましたよね。美術館も昔は撮影禁止だったけれど、いまではむしろ写真を撮って拡散してもらいたがっている。ルールや常識は時代とともに大きく変わって行くのです」

こうした潮流のなかで、若手アーティストはこれまで以上に流動的に活動することが可能となった。今回のtrialogに登壇する写真家の平澤賢治が2016年にISSEY MIYAKE MENとコラボレーションを行ったように、ジャンルを越えた共創もより活性化しているといえるだろう。

SESSION 1に登壇する写真家の小林健太は、近年活動の領域をますます広げている。動画は2017年にファッションブランド「PUGMENT」とコラボレーションを行ったときのもの。

trialogにも登壇する写真家・小林健太が自身の最初の写真体験は「プリクラ」だと語っていることが象徴するように、いま20〜30代のクリエイターは従来の「写真」アート」ファッション」といったカギ括弧つきのジャンルを融解させ、縦横無尽にクリエイティビティを発揮している。

若きクリエイターはどのような感性をもって世界や社会を捉え、どのように新たな作品を生み出してゆくのか。それを知ることこそが、クリエイティブの未来を考えるうえで最良のヒントになることは間違いないだろう。

7月28日開催のtrialog vol.2「ヴィジョナリー・ミレニアルズ」は、彼らのもつ感受性の秘密に迫り、いまだ名指されぬその感覚に輪郭を与えてゆく。フォトグラファー、パブリッシャー、ファッションデザイナーと次世代のクリエイティブを牽引するアーティストたちの「実験的三者対話」の行方を見届けるべく、ぜひ会場に足を運んでほしい。

trialog vol.3

SOUND, SPACE & UNIVERSE

音と視覚の
さまよえる宇宙

ダニエル・ロパティン
(Oneohtrix Point Never)

ネイト・ボイス

and more...

2018.09.13 THU

東京・渋谷

音楽と視覚表現をキーワードに掲げるtrialog vol.3は、名だたるアーティストとコラボし革新的なパフォーマンスで世界中を魅了する鬼才Oneohtrix Point Neverことダニエル・ロパティンが登場! 9月12日の来日公演に合わせ、彼のパフォーマンスをビジュアル面から支えてきたアーティスト、ネイト・ボイスも参加し最新コンサート「MYRIAD」のプレゼンテーションも行われる。彼らは音と視覚の関係をどのように捉えているのか? 一秒たりとも見逃せない3つのセッションを通じ、彼らが描き出す「ユニバース=宇宙」の秘密に迫る。

INFORMATION

日時
2018年9月13日木)19:00-22:0018:30受付開始
※3つのSESSIONと懇親会を予定しています。
プログラムの詳細は後日公開いたします。
会場
東京・渋谷
※会場は後日発表いたします。
主催
trialog project事務局
パートナー
Sony
言語
同時通訳が入ります

trialog vol.2

MILLENNIALS & PHOTOGRAPHY

ヴィジョナリー・
ミレニアルズ

マリア・グルズデヴァ
×小林健太×太田睦子

平澤賢治
×ムラカミカイエ×福原寛重

シャオペン・ユアン
×平山潤×若林恵

2018.07.28 SAT

amana square/天王洲アイル

いま20〜30代の通称「ミレニアルズ」が、領域や国境を超えて活躍し年々その存在感を増している。アートシーンにおいても彼らは独自の問題意識をもって新たな表現を実践しているようだ。trialog vol.2はアートフォトメディア『IMA』とコラボし、国内外からミレニアル世代のフォトグラファーやパブリッシャーを招聘。ミレニアルズは何を考え何を表現しているのか? クリエイター同士の対話を通じ、写真のみならず視覚表現の新たな地平を切り開いていく。

SESSION 1

Why Do They Shoot the World?なぜ、いま、彼らはカメラを手にするのか?

いま注目されている若き写真家たちは、それ以前の世代に比べて圧倒的に社会的な意識が強いと言われている。なぜ彼/彼女らは「写真」を選び、いかにして「写真」を社会と接続しようと試みているのだろうか? 『IMA』がプッシュするふたりの写真家、マリア・グルズデヴァと小林健太をゲストに迎え、『IMA』編集長・太田睦子とともにいま写真はいかなるメディアなのか、果たして本当に写真が有効なのか議論してゆく。

SESSION 2

New Forms and Textures of The Next Creative来たるべきクリエイティブの肌触り

クリエイターや企業は、若い世代の感受性をきちんと理解できているのだろうか? どうすればその感受性に迫り、リアリティをもったうえでお互いに共創できるのだろうか? ソニー クリエイティブセンター チーフアートディレクター・福原寛重とISSEY MIYAKEとのコラボで知られる写真家・平澤賢治、SIMONE INC.代表でクリエイティブ・ディレクターのムラカミカイエをゲストに迎え、若き世代から生まれるこれからのクリエイティブがどんな「肌触り」をしているのか問うていく。

SESSION 3

The Publishers of Post-SNS AgeポストSNS時代のパブリッシャーたち

いまや、クリエイターだけではなく若きパブリッシャーもまた、世界中に現れ始めている。雑誌や写真集、ウェブメディアなど媒体を問わず新たな取り組みを立ち上げる彼らは、同世代の感性や表現をどう捉えているのか。上海の出版社『Same Paper』ファウンダーのシャオペン・ユアンと新進気鋭のウェブメディア『Be inspired!』編集長・平山潤をゲストに迎え、新しい感受性を「パブリッシュ」し広めていく方法を探る。

INFORMATION

日時
2018年7月28日土)14:00-18:0013:30受付開始
タイムテーブル
  • 13:30

    開場

  • 14:00-14:10

    ご挨拶

  • 14:10-15:00

    SESSION 1:なぜ、いま、彼らはカメラを手にするのか?

  • 15:00-15:10

    休憩

  • 15:10-16:00

    SESSION 2:来たるべきクリエイティブの肌触り

  • 16:00-16:10

    休憩

  • 16:10-17:00

    SESSION 3:ポストSNS時代のパブリッシャーたち

  • 17:00-18:00

    懇親会

  • 18:00

    終了

※タイムテーブルは変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
会場
amana square/天王洲アイル
〒150-0041 東京都品川区東品川2-2-43

http://amana.jp/
参加費
一般 3,000円税込/学生割引 1,500円税込
定員
70名一般50名/学生20名
主催
trialog project事務局、IMAプロジェクト
パートナー
Sony
言語
同時通訳が入ります

trialog vol.1

GAME & ANIMATION

融解するゲーム・
物語るモーション

デイヴィッド・オライリー
×水口哲也×若林恵

秋山賢成
×水口哲也×若林恵

クック・イウォ×塩田周三
×若林恵

2018.06.05 TUE

EDGE of TOKYO/渋谷

近年、アニメーション作家やデザイナーが当たり前のようにゲームをつくり、新たな物語や動きの話法を生み出している。もはや旧来的な「ジャンル」が成立する時代は終わったのだ。trialog vol.1は融解する表現の現在を捉えるべく、「ゲームとアニメーション」を軸にクリエイターからプラットフォーマーまで国内外からジャンルを超えたゲストを招き、新たなエンターテインメントとストーリーテリングの可能性を問い直す。

SESSION 1

The New Frontier of Melting Gamesそしてゲームは融けてゆく

いま、ジャンルを超えて多くのクリエイターが「ゲーム」に注目している。彼らは従来のゲーム観を更新し、新たなエンターテインメントを次々と生み出している。なぜいま「ゲーム」なのか? アニメーション作家ながら近年は衝撃的なゲーム作品を発表しているデイヴィッド・オライリーをゲストに迎え、90年代からゲームの可能性を追求し革新的な作品を数多く手がけてきた水口哲也とともに、ゲームの魅力とポテンシャルに迫る。

SESSION 2

The Chemistry of Platformer and Creatorプラットフォーマーの想像力

拡張現実(VR)が新たな物語の形式を生み出したように、新たなプラットフォームは新たな表現を生み出し、新たな表現は翻ってプラットフォームの潜在的な可能性を引き出してきた。クリエイターとプラットフォーマーはいかなる「化学反応」を起こしうるのか? PlayStation®VR のキーマン・秋山賢成と絶えずゲームを拡張しインタラクティブな体験を生み出し続けてきた水口哲也が、クリエイションとプラットフォームの関係を紐解く。

SESSION 3

What’s inside “Motion”?新しいモーションと
未知なるエモーション

アニメーションのポテンシャルが真に詰まっているのは、物語やキャラクターではなく「モーション」なのかもしれない。ときには言語よりも雄弁に物語るモーションをクリエイターはいかに操っているのか。モーションデザインを駆使しさまざまな映画タイトルに命を吹き込んできたクック・イウォが、国境を超えて人々の心を掴むアニメーションを手がけてきたポリゴン・ピクチュアズの塩田周三とともにその謎と魅力を解き明かす。

INFORMATION

日時
2018年6月5日火)19:00-22:0018:30受付開始
タイムテーブル
  • 18:30

    開場

  • 19:00-20:00

    SESSION 1:そしてゲームは融けてゆく

  • 20:00-20:30

    SESSION 2:プラットフォーマーの想像力

  • 20:30-21:30

    SESSION 3:新しいモーションと未知なるエモーション

  • 21:30-22:00

    懇親会

  • 22:00

    終了

※タイムテーブルは変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
会場
EDGEof TOKYO/SHIBUYA
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-11-3

https://edgeof.co/
参加費
一般 3,000円税込/学生割引 1,500円税込
定員
70名一般50名/学生20名
言語
日英同時通訳が入ります
主催
trialog project事務局
パートナー
Sony

trialog vol.0

INTRODUCTION

本当に欲しい未来とは?

佐久間裕美子×evala×笠原俊一×若林恵

グレン・ゲイナー×水口哲也×若林恵

2018.03.13 TUE

SXSW 2018 WOW Studio

trialog本格始動に向け、米オースティンで開催されたSXSW 2018内「WOW Studio」にてvol.0「本当に欲しい未来とは?」を実施。テクノロジーが「曲がり角」に入りその有効性を失いつつあるいま、わたしたちはどんな未来に向かうべきなのか。インターネットとテクノロジーの功罪について盛んに議論が交わされたSXSWを舞台に、ゲストとともに「共感」と「物語」の力について考える。

SESSION 1

Changing Perspective,
Enhancing Empathy
感覚の拡張は
「共感」をつくれるか

人々を繋ぐために存在していたはずのインターネットがいつの間にか分断を加速させる装置へと変貌したことで、いま「共感」の概念が再び注目を浴びている。テクノロジーで人間の感覚を拡張することで、新たな共感を生み出すことはできるのか。先端テクノロジーに日々携わるソニーCSL・笠原俊一と音楽家・evala、ニューヨーク在住ライター・佐久間裕美子をゲストに迎え、これからの時代の共感について考える。

SESSION 2

Why Stories? The power of narrative
in the age of division
分断の時代と物語の力

さまざまなテクノロジーの登場やプラットフォームの多様化を受け、エンターテインメントの世界には新たな物語を生み出すクリエイターが続々と現れている。果たして分断の時代に「物語」は有効なのか? Sony Pictures傘下のScreen Gemsで数多くの映画製作に携わってきたグレン・ゲイナーがゲームの可能性を切り開いてきた水口哲也とともに語る、ゲームと映画の行く末、テクノロジーと物語の関係性とは。

INFORMATION

日時
2018年3月13日9:45-
会場
SXSW 2018 WOW Studio
https://www.sxsw.com/
https://www.sony.co.jp/brand/event/sxsw/wowstudio/
主催
trialog project事務局
パートナー
Sony
マリア・グルズデヴァ
マリア・グルズデヴァMARIA GRUZDEVA

1989年生まれ。ロシア出身の写真家。写真を通じ、人々が共有する記憶や土地とアイデンティティの問題を追求している。写真集『BORDER: A journey along the edges of Russia』は多くのメディアで取り上げられ、『Forbes』では「30 Under 30」欧州アート部門に選出。英ウェールズ国立美術館の常設展をはじめ、数々の国際的グループ展、個展、フォトフェスティバルで展示を行っている。

小林健太
小林健太KENTA COBAYASHI

1992年神奈川県生まれ。「真を写すとは何か」という問いとして写真を捉え、様々な試みの中からその輪郭を縁取っていく。主な個展に「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery(東京、2017年)、「#photo」G/P gallery(東京、2016年)など。2016年、写真集「Everything_1」がNewfaveより発行。

平澤賢治
平澤賢治KENJI HIRASAWA

1982年東京都生まれ。2006年に慶應義塾大学環境情報学部卒業後、スタジオ勤務を経て独立、渡英。2011年、写真集『CELEBRITY』を発表し、同タイトルの個展を開催。2016年には新作『HORSE』シリーズがISSEY MIYAKE MEN秋冬コレクションに起用される。同年、Royal College of Art 写真専攻修士課程を修了。 現在は東京とロンドンを拠点に活動する。

ムラカミカイエ
ムラカミカイエKAIE MURAKAMI

SIMONE INC.代表、クリエイティブディレクター。三宅デザイン事務所を経て、2003年、ブランディングエージェンシー「SIMONE INC.」を設立。国内外企業のデジタル施策を軸としたブランディング、コンサルティング、広告キャンペーンなどを手掛ける。

福原寛重
福原寛重HIROSHIGE FUKUHARA

1975年生まれ。ソニー株式会社クリエイティブセンター、チーフアートディレクターとしてコミュニケーションデザイン領域を担っている。ソニーのコーポレートタイプフェイスの制作を起案しモノタイプ社と協業してSST®フォントを開発。過去にウォークマン、ブラビア、ソニー・エリクソンなどの多くのブランドロゴのデザインに従事。現在はソニーコンピュータサイエンス研究所においてビジネス開発も行なっている。

シャオペン・ユアン
シャオペン・ユアンXIAOPENG YUAN

1987年生まれ。写真家。上海を拠点に活動中。2013年、グラフィックデザイナーのイージュン・ワンとともにインディペンデント出版社「Same Paper」を設立。同社刊行の雑誌『Closing Ceremony Magazne』は、若い世代を中心に人気を博しており、15年には書店「Closing Ceremony」もオープン。いくつかのファッションブランドをクライアントに持ち、アートディレクションも手がけている。

平山潤
平山潤JUN HIRAYAMA

1992年神奈川県生まれ。成蹊大学卒業後、『Be inspired!』の編集部に入り、2016年8月同誌編集長に就任。消費の仕方や働き方、ジェンダー・セクシュアリティ・人種などのアイデンティティのあり方など日々、世の中の「当たり前」に挑戦する人々から刺激をもらい、それを少しでも多くの人に届けられるよう活動中。今秋『Be inspired!』は『NEUT magazine』へのリニューアルを控えている。

太田睦子
太田睦子MUTSUKO OTA

早稲田大学第一文学部卒業後、91年サントリーに入社。雑誌『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などで特集を中心に数多くのジャンルを担当。その後、フリーランスの編集者となり、さまざまなプロジェクトに携わる。2012年よりアート写真雑誌『IMA』のエディトリアルディレクターを務め、IMA galleryの運営や、IMA photobooksのレーベルで写真集を刊行している。

若林恵
若林恵KEI WAKABAYASHI

1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

デイヴィッド・オライリー
デイヴィッド・オライリーDAVID OREILLY

1985年生まれ。アーティスト。代表的なアニメーション作品『Please Say Something』では数多くの賞を獲得しているほか、2014年には映画『her』の劇中に登場するゲームシーンの制作を担当。2017年に発表したゲーム『Everything』は多くのメディアでゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝き、トレイラー映像がゲーム史上初のアカデミー賞ノミネート候補作品となり大きな話題を呼んだ。

水口哲也
水口哲也TETSUYA MIZUGUCHI

ヴィデオゲーム、音楽、映像、アプリケーション設計など、共感覚的アプローチで創作活動を続けている。代表作に「Rez」や「ルミネス」など。独創性の高いゲーム作品を制作し続け、全感覚の融合」を提示してきた“VR研究・実践のパイオニア”でもある。06年「Digital 50」世界のデジタル・イノヴェイター50人)の1人に選出される。金沢工業大学客員教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授。

若林恵
若林恵KEI WAKABAYASHI

1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

秋山賢成三
秋山賢成KENJO AKIYAMA

ソニー・インタラクティブエンタテインメントソフトウェアビジネス部次長兼制作技術責任者。ソニー・インタラクティブエンタテインメントにて、ゲーム・コンテンツ制作コンサルティング及び技術サポートに従事。多数の著名ゲームタイトルの制作に関わり、現在に至る。日本・アジアエリアにおいて、PlayStation®4及びPlayStation®VRの技術講演を実施し、技術デモの制作・ディレクションなども行っている。

クック・イウォ
クック・イウォKOOK EWO

Motion Plus Designファウンダー。1979年生まれ。パリを拠点にタイトルデザイナー/ディレクターとして活動を続ける。代表作に映画『サイレントヒル』のタイトルなど。2011年にMotion Plus Designを立ち上げ、モーションデザインの魅力を伝えるべく15年より同名のミートアップイベントを開始。17年からは東京でもイベントを開催し、国境を超え世界中のクリエイターを結びつけている。

塩田周三
塩田周三SHUZO JOHN SHIOTA

ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役。1991年、新日本製鐡株式會社入社。97年、ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画後、99年ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003年より現職。TVシリーズ制作や海外市場をターゲットにしたコンテンツ企画開発を実現する一方で国内外映像祭の審査員を歴任し、08年には米アニメーション専門誌『Animation Magazine』が選ぶアジアアニメーション業界の25傑のひとりに選定された。

佐久間裕美子
佐久間裕美子YUMIKO SAKUMA

ライター。慶應義塾大学を卒業後、イェール大学大学院修士課程に進学。98年からニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。アル・ゴア元アメリカ副大統領からウディ・アレン、坂本龍一まで、ジャンルを問わず多数の著名人にインタビューしてきた。著書に『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、翻訳書に『テロリストの息子』(朝日出版社)など。

evala
evalaEVALA

1976年生まれ。音楽家、サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表するほか、立体音響のサウンドシステムを新たな楽器として駆使し、2016年より「耳で視る」という新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を始動。SXSW2018では、Sony のSonic Surf VRと576個のスピーカーを用いた空間音響作品『Acoustic Vessel "Odyssey"』を発表。

笠原俊一
笠原俊一SHUNICHI KASAHARA

ソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)研究員。2008年にソニーへ入社し、 ユーザーインターフェースの研究開発に従事する。14年から現職。テクノロジーによる体験の伝送や、「Superception」という研究コンセプトに基づきコンピュータによる知覚の制御や拡張に取り組む。これまでSIGGRAPHなどの国際会議で研究成果を発表しながら、テクノロジーの社会実装も行うなど領域を超えて活動している。

グレン・ゲイナー
グレン・ゲイナーGLENN GAINOR

ハリウッド映画プロデューサー。Sony Pictures Screen Gems製作プレジデント。2007年入社後、すべての製作を監修してきたほか、製作総指揮として携わった作品も多数。代表的な作品に『バーレスク』、『ステイ・フレンズ』、『魔法の恋愛書』など。環境への影響を最小限にとどめた エコ・フレンドリーな映画製作に尽力し、撮影手法も新たなテクノロジーを採用するなど、映画製作において数多くのイノベーションを成し遂げている。

水口哲也
水口哲也TETSUYA MIZUGUCHI

ヴィデオゲーム、音楽、映像、アプリケーション設計など、共感覚的アプローチで創作活動を続けている。代表作に「Rez」や「ルミネス」など。独創性の高いゲーム作品を制作し続け、全感覚の融合」を提示してきた“VR研究・実践のパイオニア”でもある。06年「Digital 50」世界のデジタル・イノヴェイター50人)の1人に選出される。金沢工業大学客員教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授。

若林恵
若林恵KEI WAKABAYASHI

1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

CLOSE