対話型AIサービス開発環境を提供開始
~「自然対話プラットフォーム」の記述言語仕様と開発環境を公開~
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、対話型AIサービスのプラットフォームである「自然対話プラットフォーム(※1)」(以下、本プラットフォーム)の記述言語仕様と開発環境を、教育研究機関や対話システムの導入を検討されている企業による非商用利用に限定し、2018年7月18日(水)から無料で公開いたします。
本プラットフォームの公開により、教育研究機関などで、高度なプログラミングなどの知識がなくても会話を楽しむロボットやアプリケーション作りができるようになります。現在の対話型AIサービスの主流は、一問一答型の会話を大量に作成するか、機械学習させることで会話を成立させています。本プラットフォームは言語解析技術に基づいた自然な対話を実現できるので、問いかけた言葉と返答をもとに次の質問をしたり、会話の意図を理解した上で外部サービスにつなげたりすることで、ストーリー性のある会話を楽しむことができます。
◇参考画像は添付の関連資料を参照
本プラットフォームは、ドコモが2018年5月30日から提供しているAIエージェントサービス「my daizTM(マイデイズ)」のほか、法人向けサービス「自然対話エンジン(※2)」を利用した株式会社講談社のコミュニケーション・ロボット「ATOM」やパナソニック株式会社「CLUB Panasonic」のLINETM公式アカウントでの録画機向けサービス、ドコモが開発したAIチャットボット作成サービス「Repl-AI(レプルエーアイ)(※3)」にも採用されています。
ドコモは、これからもお客さまの生活に寄り添える技術開発、サービス開発により、お客さまが対話型AIサービスを身近に取り入れ日常になくてはならない存在になれるよう今後も取り組んでいきます。
※1 「自然対話プラットフォーム」は、NTTグループのAI「corevo(R)」を構成する技術で、人工知能で自然対話を実現するプラットフォームです。
※2 「自然対話エンジン」は、「自然対話プラットフォーム」を活用した対話サービスの法人向けサービス名称です。
※3 「Repl-AI」は、「自然対話プラットフォーム」を活用した、好みのチャットボットを自由に作成することができるチャットボット作成・提供プラットフォームです。
*「my daiz\マイデイズ」は、株式会社NTTドコモの商標です。
*コミュニケーション・ロボット「ATOM」は、株式会社手塚プロダクション、株式会社講談社の登録商標です