日本環境設計株式会社営業業務部プロダクトマーケティング課 課長。日本環境設計の自社ブランド「BRING™」のディレクターとして、商品の企画開発のほか、コラボレーション企画の立案も手掛ける。また、アートディレクションを始め、「BRING™」のトータルプロデュースを行う。2007 Ars Electronica, Next Idea Honorary mention 受賞。
文筆家。慶應義塾大学卒業、イェール大学修士課程修了。1996年に渡米し、1998年からニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。 カルチャー、ファッション、政治、社会問題など幅広いジャンルで、インタビュー 記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に『Weの市民革命』(朝日出版社)『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)、『My Little New York Times』(Numabooks)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)。
SESSION 2
Culture and Social Change|文化と社会変革
SESSION 2では、ソーシャルチェンジのために、「文化」というプラットフォームが持つ可能性・影響力について話し合う。文化セクターに属する企業やプロジェクトは、社会変革のためにどのような役割を果たしうるのだろうか。ゲームを通して、サステナブルな社会を実現すべく、ソニー・インタラクティブエンタテインメントで、様々なプロジェクトを行う、キアレン・メイヤーズや、「スポーツのチカラをよりよい社会づくりに役立てる」をミッションに掲げ、「Sport For Smile」を運営する梶川三枝らが登壇し、気鋭のゲームクリエイター ・水口哲也とともに、「文化」は、社会変革のレバレッジとしてどのように活かされるのかを、それぞれの立場から議論する。
梶川三枝|MIE KAJIKAWA
「スポーツの力で社会を変える」日本初のプラットフォームSport For Smile 代表。オハイオ大学大学院スポーツ経営学科留学中に日本人女性初のNBAビジネスインターンとして採用され、帰国後東京五輪招致委員会勤務、2010年スポーツの社会的責任活動支援事業で起業。国連や世界銀行、NBAやFIFAパートナーとも連携、また気候変動・環境問題に対してSFS Planet League を立ち上げ。
キアレン・メイヤーズ|Dr. KIEREN MAYERS
ソニー・インタラクティブエンタテインメント 環境・技術コンプライアンス 責任者 。2000年からソニーに在籍し、環境やサステナビリティに関する課題解決に従事。 2003より現SIEに参画。世界でも最大規模の成功を収めているリサイクル・スキームの構築や、欧州委員会と共にゲーム機のエネルギー効率に関する自主協定の実施、また2019年の国連気候行動サミットでは「Playing for the Planet Alliance(プレイング・フォー・ザ・プラネット・アライアンス)」の立ち上げに参加。 環境技術の工学博士号を持ち、インシアード大学にて客員企業家としてサステナブル事業を先導し、当分野において影響力のある学術研究を積極的に実施、発表している。
水口哲也|TETSUYA MIZUGUCHI
Enhance代表/シナスタジアラボ主宰。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授。シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し、研究・創作を続けている。ビデオゲーム作品 「Rez」(2001)、「Lumines」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez Infinite」(2016)、 「Tetris Effect」(2018)などを始め、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1–2.44」(2019)など、作品多数。 Enhance: https://enhance-experience.com/ シナスタジアラボ: https://synesthesialab.com/